製品開発インタビュー

2022.3.1
製品開発 トクさん

Q.前職ではどんな仕事をしていましたか?

研究開発業務と生産技術業務に携わっておりました。研究開発業務では、金属材料・冶金の研究開発(設計、試作、評価)や建築施工現場で使用する自動施工ロボットの開発(技能の数値化)などを行っておりました。
生産技術業務では、自動車生産工場での生産技術(組立工程の要素技術開発、量産ラインの課題解決)に関わっていました。

Q.なぜFunLogyに転職したのですか?

以前勤めていた業界の将来性、企業の体質、仕事のやり甲斐などを総合的に考えたとき、私の、変化のないありきたりな将来が見え透いていたため、もっと変化や刺激のある仕事がしたいと思い転職しました。前職は社宅補助額が大きく、年間休日120日、有給休暇20日など福利厚生がかなり手厚い企業だったのですが、規律や組織的行動を重んじる傾向が強く(普通のことかもしれませんが)、私にはあまり向いていませんでした。私自身、自分のスキルはニッチで一般的に役に立てるものではないだろうと考えていたため、転職しようとは思っていませんでしたが、色々な企業を調べていくと案外詳しい人は少なく、自分にしかないスキルなのでは?と思い始め、転職することを決意しました。

Q.FunLogyに入社を決めた理由はなんですか?

業務の裁量が個人に委ねられることを、とても魅力的に感じたからです。自分の意思決定がプロダクトとなり、お客様に喜んでもらえ、企業を成長させられ、自身の成果をダイレクトに感じられる。それこそが仕事をするやり甲斐だと思っています。また、製品開発分野において、材料研究から現場生産技術などの経験がある人は少なく、即戦力として活躍できると思い入社を決意しました。

Q.現在でのFunLogyでの業務を教えてください。

製品開発です。プロジェクトの流れを簡単に説明すると、新製品検討→市場調査→製品企画→製造工場探し→仕様確認→販売計画立案→試作→金型製作→試作→量産→販売となります。
どの工程も、力を抜くことはできない大切なことばかりですが、最も重要なのは「仕様確認」だと思っています。例えば、Bluetoothスピーカーに必要な仕様は、ドライバー出力は10W以上、Type-C充電が可能、スピーカー側からBluetooth接続を解除できる、などが挙げられますが、後工程でこれらの確認すべき仕様が漏れていると、予算にズレが生じたり、納期が延びたりします(FunLogy Portableでは実際に3週間ほど延びました)。上に挙げたことはすぐに思いつくことばかりですが、中にはちょっと機械に詳しいだけでは分からないようなこともたくさんあります(私がそうでした)。この「仕様確認」は、販売するまでの間、思いついた人がチームに関係なく、常に指摘をすることにしています。そのせいでスケジュールや予算に変更が生じるとしても、顧客満足度を下げないように徹底して改善に取り組みます。もちろん、スケジュールも予算も簡単に変更していいわけではないので、できるだけ早期に、漏れなく確認することが重要だと思っています。なので仕様確認の際は、機能一つひとつがどんな意味を持つのか、どんな原理で成り立っている機能なのかをしっかり理解するように心がけています。

Q.FunLogyに入って嬉しかったこと、辛かったことは?

嬉しかったことは、自分の得意分野を業務に活かせたことです。大学の専攻から前職の経験まで、全ての経験を活かせるとは思っていませんでした。辛かったことは、意見が衝突しお互いに理解し合えなかったときです。カスタマーサポートのローズちゃんとはよく衝突をするのですが、討論の後「言い過ぎたなぁ」と思ったら、よっちゃんイカをプレゼントしてフォローしています。

Q.FunLogyのいいところは?

データ重視、少数精鋭、遠慮なく意見が言えることです。特にデータを元にした反論の余地のない意見は、反対意見として言われるととても悔しいですが、矛盾がなくてとても好きです。

Q.一番成長を実感したのは?

まだないです。寧ろ日々成長を感じなくなっていて焦っています。

Q.今後どんなことにチャレンジしたい?

ソフトウェア開発です。ソフトウェアの知識がないので現在勉強中です。

Q.製品開発に求められる資質は何?

ときに泥臭く、ときにスマートに業務をこなせることと、プロジェクトを俯瞰できることで
す。

応募エントリーフォーム

1週間経っても連絡がない場合、recruit@funlogy.jpまで直接ご連絡ください。